セレック治療の流れについてご説明します
大阪市西区西本町の歯医者「フリージア歯科クリニック」がセレック治療の流れについて説明します。セレック治療は、1回の通院1~2時間程度の診療で治療が完了する治療方法です。非常にスピーディながら、コンピュータを使用した高精度な治療を受けることができます。そのため、お忙しい患者様には最適な治療方法です。
セレック治療の流れ
従来の治療の流れとの比較
セレック治療は、歯型を取って仮歯を詰めて数日後にもう一度来院するといった従来の治療とは違います。1、2本の治療でしたら、1時間程度で修復物のセットまで完了してしまう、非常にスピーディな治療法なのです。多くの場合、短時間でしかも1回の来院で済みますので、忙しい方に最適と言えます。
※ただし、加工が困難な素材を使用する場合や、患者様の症状によっては再度ご来院いただく場合があります。
従来の方法 セレックシステム |
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ご来院1回目 |
1. 歯を削る 1. 歯を削る 90分程度で完了! |
約1週間 |
1. 石膏製作 |
ご来院2回目 |
1. 仮歯を外す 完了 |
カウンセリングの実施
はじめに患者様のお悩みやご要望についてお伺いします。患者様の症状をふまえたうえで、最適な治療プランをご提案いたします。ご不明、ご不安な点を明らかにして、ご納得いただいてから治療を開始いたします。セレック治療のメリットやデメリット、費用についても丁寧に説明させていただきます。ご不明な点はお気軽にお尋ねください。
唾液検査
初めての方はまず唾液検査を行います。この確認はとても大切で、せっかくセレックにしても、むし歯になるリスクが高い状態のままであれば意味はありません。医師、歯科衛生士がそのリスクを減らすよう、患者様に説明します。
レントゲン撮影
口腔内の状態を詳しく判断するためにレントゲン撮影を行います。
スキャンによる型取り
最新の3D光学カメラ「オムニカム」で、口腔内をスキャンします。オムニカムのヘッドはとても小さいので患者様の不快感も軽減されます。従来の歯型取りのように時間がかかることもなく、わずか数分間で患者様の歯の状態が、3D画像としてモニターに映し出されます(症状によっては型取りが必要となる場合があります)。
口腔内の不快感を軽減できます
従来のブルーカムは口の中にパウダーをかけないといけませんでしたが、「オムニカム」ではパウダーをかける必要がなく、口腔内をスキャンできますので、そういった不快感も軽減されます。
修復物の設計
スキャンした3D画像を使用して、コンピュータで修復物を設計します。3D画像からさまざまな角度から歯の状態を確認できるため、咬み合わせ部分などを微調整し、理想的な形の修復物を作製できます。
素材の決定
設計後、セレック専門技工士と歯科医師とで、もっとも周りの天然歯の色に近いセラミックブロックを相談しながら選択します。患者様のご要望を伺いながら、プロの目で最適なものをご提案いたします。
被せ物の製作
「歯科用ミリングマシン」(自動切削機)という機械で、セラミックブロックを削ります。5~10分程度で切削し、非常に精密な修復物が作製されます。最終的な調整は、プロであるセレック専門技工士が対応します。さらに精度の高い修復物が完成します。
完成
先進的で特殊な接着技術で、作製した修復物を口腔内にセットします。お気軽にご相談ください。多くの症例において、ここまで90分程度で完了します。短時間で高精度な治療を行えることが、セレック治療のメリットです。